会社概要

会社名株式会社種市工務店
住 所〒243-0035 神奈川県厚木市愛甲1丁目24-32
電 話046-247-9806
FAX046-247-6507
メールアドレスinfo@taneichikoumuten.com
創 業昭和55年6月9日
工場・展示場【本社工場】〒243-0035 神奈川県厚木市愛甲1-24-32
【岩手工場】〒021-0101 岩手県一関市厳美町野崎71
【展示場】〒259-1116 神奈川県伊勢原市石田1728-1
従業員7人
建設業許可神奈川県知事(搬)第37054号
神奈川県企業庁登録水道工事店/指定下水道工事店
アクセスマップ

360°VIEW (グーグルストリートビュー屋内版)

1階

入口から右へ移動すると、イラストが描かれたシャッターをご覧になれます。

2階

工場・展示場紹介

本社工場

種市工務店は本社内に工場を併設しております。
材木を加工する機械も充実させておりますのでとっさの対応や急ぎのご依頼にも応える事ができます。
また、工場内において建築金物(ウルトラナッター)の製造・販売も行なっております。

岩手工場

種市工務店では、こだわりの「材木」を原木から仕入れ、加工出来るように製材機、プレカット機を完備しております。
また、住宅を建てる上で材木を乾燥させておくことは重要な為、乾燥炉と乾燥庫の2種を完備しております。(電気乾燥炉、燻煙乾燥庫)

展示場

種市工務店では、実際の建物を見たいという方の為に展示場を用意しております。
自然の曲りを活かした「梁」を間近でご覧いただけます。
また暖かい床暖房を実際に体感する事もできます。

社長プロフィール〜メッセージ

私の原点

黒くすすけた太い丸太張り、広い土間、ふすまを外せば村の人たちが集まる大広間になる家。そんな家が私の子供の頃の日本の家でした。

日本の家は家族のものだけでなく、場合によっては地域の人たちが集う場所として使っていたのです。
私が青森県五戸町は、近隣から“大工町”と言われるくらい、大工の多い町でした。

子供のころからモノ作りが好きで、鳥かごなども自作しては近所の大工さんに見てもらっていました。子供ながら褒められるのが嬉しくて、ますます手の込んだモノを作っていましたね。
父は大工ではありませんでしたが、そんな環境の中で小学生の頃から大工になることが私の夢となったのです。

同級生たちも大工になる人が多く、みんな中学校を卒業すると親方の元に弟子入りして行きました。しかし、私は父のすすめもあり高校に進学することになります。一歩先に大工の修業を始めた同級生たちは給料ももらっていましたから、学生の私に比べて羽振りが良く、うらやましく思いながら一日でも早く高校を卒業して私も大工の修業を始めたいと思っていたものでした。

実は、理由は良くわかりませんが、高校卒業後、大工になるということを父に反対されていました。私を高校に行かせてくれたのも、学問を身に付けさせるという目的の他に、そのうち(大工になるということを)あきらめるのではないか。という気持ちもあったのかもしれません。

しかし私も頑固な性格ですから、大工になりたいという気持ちは変わることがなく、高校を卒業する時までに両親を説得して大工の修業に入ったのです。

修行時代、そして独立

私が弟子入りした親方は23人の弟子を育てた方で、私はその23番目でした。
修行時代は親方の家に住み込みで一番つらかったのは朝早く起きなければならなかったことです。
その親方は酒も飲まず、タバコも吸わない真面目な人でした。弟子としては、その親方よりも早く起きなければならなかったのです。

しかし、他の親方と同じように、「仕事は見て覚えろ」ということはかわりません。
何も教えてくれないのに、ある日突然親方から「この柱を削ってみろ」と、一段上の仕事を言われます。そこで失敗すると、しばらく声をかけてくれません。
そして、また「この木に墨付けしてみろ」と言われます。
その繰り返しで仕事を覚えました。それが親方流の弟子の育て方であり、試験だったのでしょうね。
日々の努力の大切さも教えてくれましたね。

大工として一人前になって仕事をしていたある日、友達の仕事の関係で東京の現場に来ました。
当時は高度成長時代で、家もそうですが鉄筋コンクリートの建物がどんどん建っていた時代です。伯父の仕事で来てはいましたが、仕事が途切れることがなく、そのまま神奈川に移り住むことになり、種市工務店を創業することになったのです。

こだわりの「木の家」にも最新の性能を

昔の日本の家は、「家は夏を旨とすべし」という言葉があるように、夏涼しく過ごすことを第一に建てられていました。夏に高温多湿となる日本で、家の通気性を良くすることで耐久性を高める目的もあったのだと思います。

逆に冬は隙間風の入る寒い家です。寒ければ服を重ね着すれば絶えることができる。という考え方が当たり前でした。

しかし、今は違います。家はそこに住む人が心と体を休める場所でなければなりません。家の中で、熱さ、寒さというストレスもなくさなければなりません。

また、最近は耐震や省エネのことも考えなければならないのです。
種市工務店の建てる家は、見かけは純和風の家ですが、構造体の木の柱に独自の金物を使い、耐震強度を高めています。

瓦屋根は重いので、耐震性に劣るという人もいますが、そんなことはありません。
また、断熱材には“セルロースファイバー”を使っています。これは、紙を粉砕したものを柱の間に吹き付ける断熱材で、使用すると高気密高断熱仕様となります。これで、外の熱を室内に侵入することや室内の熱を外に逃がすことを防ぎ、夏涼しく冬暖かい家となります。

実際に家を建てた施主様からお聞きすると、真夏でもエアコンをほとんど使わずに過ごせるようです。冬の暖房は床暖房システムを使っています。足元からポカポカと温めますので、真冬でもファンヒーターやエアコンを使わなくても快適に過ごせます。
これは、冬の暖房費を少なくし、省エネにも貢献するシステムです。その他にも種市工務店では、大工が伝統の技術を使い手造りで家を立てながらも、最新の技術を取りいれて、住む人にとって快適な家づくりを行っています。

種市工務店の家づくりは、他の 工務店よりも、時間がかかるケースがあるかもしれません。しかしそれは一つ一つの部材を手作りしながら丁寧に仕上げていくために、必要な時間ととらえていただけると幸いです。その代わりに子や孫の代まで快適に過ごすことができる「家」を創り上げることをお約束します。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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